DanceとかCHEERとかバク転とか

キスマーク飛ばす南風

【HANDSOME FES】若手イケメン俳優という新コンテンツ。

小関裕太くんの顔面が好きだ好きだと言っていたら、縁あって連れて行っていただいた。

アミューズ所属の若手俳優が、年末に行うファンイベント『HANDSOME FESTIVAL』通称ハンサム/ハンサムフェス。ネーミングからしてすげぇなと思ったのだが、俳優のファンイベントって何するの??と興味本位で行ってみた結果、なんなんだこの新しすぎるコンテンツは・・・!?と完全に戸惑いながら、気づいたら彼らが歌うこのイベントのテーマソングのミュージックカード(350円)を購入していて今朝からリピートしながらブログを書いている、いまここ。
色んな消化不良とすごいエンタメだったというざっくりすぎる感想が相まって思考がふわふわなんだけど、とりあえずこの謎の感情を。

「若手イケメン俳優」。アイドルでもない、俳優業だけでない、器量も実力もかわれている不思議な存在。
今回のきっかけは小関裕太くんだった。『ごめんね青春!』(TBS2014秋)という連ドラで、トランスジェンダーの学生役を演じていた。スラッと高い身長に色白の可愛い顔がその役柄にとっても合っていて、演技も良かったし、なんだか伸びそうな子が出てきたなぁ、と思ったのは覚えている。ていうか、そもそも天テレ出身だったことも知らなかった。
(早速話はずれるがこのごめんね青春、片手に入る好きなドラマのひとつなので超絶おすすめーる。クドカン脚本の錦戸くん×満島ひかりちゃんで学園コメディ恋愛+人生ドラマ。日曜劇場なので笑ってほっこり感動できる。ひかりちゃんの衣装がいつもいつも可愛くて!おすすめです。)

そこからは調べもせず、菅田将暉イヤーと言われた2015-16年が過ぎ、いきなりドカンと落とされたのは、2017年春クールの「恋ヘタ」だった。
クズヒモ役を演じさせたら右に出るものはいないといわれる田中圭が、ひっさしぶりに爆イケアラサーデキ男役で話題になったアレである。主演の高梨臨ちゃんの部下で、臨ちゃんを取り合う2番手で出ていたのが小関くんだった。

SNSの写真を見れば隣の女優より顔は小さく、雑誌を見ればモデルなの?というスタイルの良さ。しゃべれば若干舌ったらずのような、なんとなく気になってしまう口元。そもそも顔の系統でいえば高橋一生セカオワ深瀬が好きなので、ふわっとパーマが似合うたれ目の薄い唇はストライクゾーンだったんだと思う。

縁が重なり覆面系ノイズの舞台挨拶で初めてご本人に会い、ちょっともっとちゃんと見てみたいな・・?と思っていたところに縁あったハンサムフェス。名前と顔のわかる神木くん、吉沢くん、小関くんをはじめ総勢10人のキャストがいたんだけど、まぁどれもこれもかわいかったりかっこよかったり、こんな子たちいたんだ!小関くんに会えるだけでいいや~とナメてかかったらなんかこの集団、想像の5億倍はすごかったぞ????マジで

 

1.もはやアイドル
ここはジャニーズなの?というレベルのうちわにボードにペンライト。ご本人が出てきただけでキャーキャーの声援。なんだこれは、、!?俳優にもファンサってあるの!?えっいやウィンクしてのボード!?えっ俳優とアイドルの違い??????てなった。この状況理解する頃にはイベント半分以上終わってた。
この子たちは、彼らのどの瞬間を見てこういう(アイドル視点の)ファンになるんだろう。映画やドラマはたくさん観てきたけれど、俳優に対してそういう見方をしたことなかったから単純にびっくりした。本人たちはその数々のメッセージに答え、さらに自分自身の売りをバンバン出していく。キメ顔、ウインク、お手振り、、、主に顔なんだけど。ここが今でもやっぱり消化不良。すっごく面白い現象だと思うのだけど、うまく言語化できない。

 

2.やっぱり本業は俳優
ハンサム「FILM」フェスとうたってるだけあって、鈴木おさむさん×映像クリエイターで制作された7本のショートフィルムが放映された。その仕上がりったらやっぱり本業俳優部、コメディに振っても、狂気に振っても面白いと思える作品ばかりだった。特に神木くん×吉沢くんの作品は、神木くんの歪んだ狂気の表情が最高で。これできるのって窪田正孝だけじゃなかったんだ~~~!!(最高の狂気演技は『ジョーカー 許されざる捜査官』4話の最後、タクシーのシーンの窪田くん。マジ義務教育に入れてほしいくらいの最高傑作)
そして反対意見の起きないイケメンだなと思っていた吉沢くん。少し前に観劇した『羅生門』で最高の存在感を放っていたので、そこから気になっていた。顔がいいのを自分で理解していて、それを武器にもするけどそれだけに頼ってないところがぎゃんぎゃんに伝わってきてとってもいい。この作品の映像監督は中村哲平さんだったのだけど、最初と最後の顔半分の撮り方が良かったな~。あとは7本すべてのタイトルバック!フォントは全部オマージュ、出るタイミングもさすがで最高。

 


3.神木くんがめちゃめちゃ大人になっていた件
こっちの記憶では千と千尋の坊だし、映像でいえばグッドニュースや涙をふいて、ムコ殿に出ていた小さな丸顔の可愛い可愛い子役なんですよ。それがさあ、3000人×5回公演規模のイベントの頂点に立ち、OP映像に少し映っただけで会場は歓喜の雄たけびに包まれ、にこりと笑えば腰を抜かす女の子たちが続出なわけ。あえっいつの間にこういう存在になったの、、!?なにこのエモーショナルな空間と時空・・・!?
吉沢亮くんと仲良し同級生2TOPなのも初めて知った。どうやらこの2人が同じ画にいるだけでもう尊いことらしく、一緒に映るたび、もはや2人が近づくだけでひゃああああっと声にもならない声がところどころから漏れていた。これがジャニーズでいうシンメってやつか・・・?ここだけ見るとさらにアイドルとの違いがわからなくなった。

 


4.全員歌って踊れる問題
まさかの最後がライブだったんですよ!!歌って踊って手を振って、カメラに抜かれる瞬間にはキメ顔ウインクイケんのジャニーズJr.なの????????てゆうかなんで俳優なのに歌って踊れるの????しかも結構上手な子いるし、なんなの?????????って思考ぐるぐるしていたら本番終わっていたんですけど。後から知ったら今の若手俳優2.5次元ミュージカルというものを通ってきているらしい。テニスの王子様とかなんとかとか(結局それしか知らない)、あぁだから歌って踊れて舞台に立ってができるのね・・・そりゃ顔良し歌良し演技良しになるわけだ。ファンも、もともと原作に恋い焦がれていた女の子が実写舞台化のそれを観て、きゃぁっとご本人を含めたファンになる流れがあるのかな。それだけじゃないだろうけど。違ったとしたら逆に教えてほしい。もうこっちはこのアイドル俳優理論がわからなくてもやもやもやもやしている、お願い。

 


5.小関裕太くん爆イケ案件
もう大問題。平成も終えようとしている2017年イチ大問題で処理しきれない。TGCなどにモデル出演していたのも知ってたけど、よくあるイケメン俳優がモデル、そっか~だよね~かっこいいもん。映画『覆面系ノイズ』でベース役だったので練習しました!弾けるようになりました~!!☆うんうんかっこいい。ベース弾ける人好きだよ。
問題の始まりはその舞台挨拶。「遊びでもいいからバンドやりたい!今回ベースはじめて、なんでもできるようになったから!」・・えっなんでも?「うん、ギターもドラムもベースもピアノもできる!」・・・!?ちょっと待ってくれ。その顔とスタイルで演技も出来て、音楽全般できるんかい・・・好き。
からの今回、舞台上でまさかのロンバク単バクに前宙ですよ。その時点でもう超ブチアゲ。元体操をやっていたものにとってあの長い手足を裁くのはとっても難しいのがわかるし、そもそもタンブリングできるだけで超アガるわけ。体操経験者のバク転じゃなかったから、ただほんとうに身体能力が高いんだと思う。・・・余計に好き。
そして最後のライブパートでは、うっわダンスできる部類かよ!!はいジャニーズ!!もうジャニーズ!!!ダンスだけでいえば、溝口くんという子がダントツに上手だったんだけど、なんなんだろう、小関くんのなんでもそつなくこなせる感。もちろん努力もしてるんだろう、でもある程度までは努力すればできてしまう器用さが踊りにも歌にもあふれてた。だってVの頂点神木くん、それを挟むのは吉沢くんと小関くん。神木吉沢のセンター割りのセンターは大抵小関くん。あ~期待されてるんだな、と思った。高橋一生がスケボー大好きなんですって披露した時のやられた具合に超似てる。・・・好き。(3回目)

 

えっだらだらだらだらともう何文字?3700字?なんっにも解決していないけど。結局新しい世界を見た、という衝撃の感想と、小関くんやっぱり好きという軽率な思いしか書いてないけど。
とりあえず、アンコールの曲がとっても良かったので曲名が知りたいです。ありがとう大好きだよってやつ。いつかこのハンサムたちとお仕事したい。やっぱ転職かな~!!!!!

こんな新しい世界を知ってすぐ、劇団雌猫のイベントがあるなんてまたこんがらがりそう。たのしみ。

 

結果、ハンサムは人を幸せにする。